第二新卒の定義とは・既卒や中途採用との違い

      2017/06/15

第二新卒って何

 

新卒ではないけれども、既卒ともちょっとちがう。そんな人達が第二新卒と呼ばれています。第二新卒とはいったいどんな人なのでしょうか。よく使われる第二新卒ということばには、はっきりとした基準はありません。企業によって微妙にニュアンスが違うのです。あるていどの目安はありますので。一般的な意味を紹介します。

 

 

一般的な第二新卒の定義

多くの企業では数年以内でその会社を辞めて別の会社に転職する人を第二新卒と考えています。5年や6年で辞めた人は第二新卒とは呼びません。新卒で入社して3年未満くらい、がひとつの目安になります。年齢でいうと24~26歳くらいです。

求人を出している企業からはいくつかの面んで新卒とは違う魅力を持たれています。社会人経験があるとことで、基本的なビジネスマナーを備えていること。社会人経験が浅いことが柔軟性や適応力が高いのではないか。という期待を持たれているからです。そのため、多くの企業での転職求人が寄せられています。

既卒・中卒と第二新卒の違い

既卒との違い

意味が似ていて区別が付きにくい言葉がいくつかあります。既卒、中途採用の2つです。既卒は読んで字のごとく学校を既に卒業している人です。第二新卒との違いは社会人経験、職歴がない人、つまり学校を卒業して空白期間がある人を既卒と言います。

第二新卒は既卒とは違い、ある程度社会人経験を済ませているのでビジネスマナーが身に付いています。既卒はマナーがついていないので、一から教え込まなくてはなりません。この点が既卒より第二の方が有利なポイントになります。

中途採用との違い

似たような言葉として中途採用もあります。中途採用も転職を目指しているのは同じですが、数年以内の転職ではないことが唯一の違いです。第二新卒はほぼ3年以内の転職です。

この3年を越えて転職すると中途採用と呼び方が変わります。中途採用はどちらかというと即戦力が求められます。専門の技術が既にあれば中途採用でも即戦力として、採用される道はあります。しかし自分の持っている目新しい技術、企業にとって必要な技術を持っていなければ、中途採用は大変難しいとされています。

もちろん3年を超えて4年目から急に転職が難しくなるということはありません。本人のやる気と能力があれば年数はカバーできます。しかし歳を取ればとるほど、やる気よりもスキルを重視されるのは間違いありません。

スキルよりもやる気が重要

第二新卒者は特別なスキルや経験を持っていることは期待されていません。意欲や人柄が重視されることが多いのです。したがって今まで勤務していた業種以外のチャレンジもできるチャンスとなります。

第二新卒の定義は、企業によって異なっています。自分は既卒なのか中途採用なのか、それとも第二新卒に当てはまるのか、企業ごとに違いますので、細かく確認しましょう。

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