初めての転職でも迷わない第二新卒の仕事の探し方

   

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高校・大学・専門学校では就職のサポートは学校側でしてくれることも多いです。しかし、社会人になってしまえば自分で仕事は見つけなければなりません。第二新卒の場合は、転職活動は初めてという方がほとんどだと思います。

人材を求めている企業からは、第二新卒に対して社会人経験があること、基本的なビジネスマナーを備えており、まだ浅い社会人経験がかえって柔軟性や適応力が高いのでは、というような期待を持たれています。そのため多くの企業から求人が寄せられています。しかしあなたがその求人にたどり着くための方法を間違えば、せっかくよい仕事にありつくチャンスを失ってしまいます。

第二新卒は新卒ともベテラン社員とも違って転職活動の注意点があります。転職活動をどうして良いかわからないという方は求人の探し方について把握しておきましょう。

 

第二新卒が求人情報を探す方法

求人情報を探す方法はいくつかあります。主な方法だけでも以下のような方法があります。

ハローワーク
新聞の求人広告
求人情報誌
業界誌・専門誌の求人広告
企業のホームページ
求人情報サイト
人材支援サービス
就職フェア

それぞれに一長一短があります。次に特徴を紹介します。

ハローワーク

○長所
・求人数が多い。
・対象年齢が広い。
・求人内容が詳細にわかる。

✕短所
・条件(給与)で満足のいく企業が少ない。
・専門技能を活かせる企業が少ないない。
・担当者に探してもらうだけでは見つけられないことがある。
・求人内容と実態が違う時がある。

新聞の求人広告

○長所
・利用しやすい。
・比較的新しい情報が手に入る。

✕短所
・求人内容の詳細がわからない。
・応募者が多いので競争が激しい。
・新聞を購読していないと見ることができない

求人情報誌

○長所
・利用しやすい。
・フリーペーパーなら無料で手に入る。

✕短所
・正社員の求人が少ない。
・情報が古いときがある。

業界誌・専門誌の求人広告

○長所
・専門的な仕事をみつけやすい。

✕短所
・求人数が少ない。
・情報が古いときがある。

企業のホームページ

○長所
・24時間いつでも検索可能。
・求人内容の詳細がわかる。

✕短所
・募集が載っているとは限らない。
・一社ずつ探すのは時間がかかる。

求人情報サイト

○長所
・24時間いつでも検索可能。
・求人数が多い。
・求人内容の詳細がわかる。
・専門的な仕事をみつけやすい。
・登録型なら一般には公開されていない求人もみつかる。

✕短所
・件数が多すぎて

転職エージェント

○長所
・一般には公開されていない求人をあつかっている。
・マンツーマンでアドバイスが受けられる。
・求人者のキャリア・特徴に応じた仕事を紹介してもらえる。

✕短所
・経験、能力などウリになるものがないと厳しい。
・紹介会社によって得意な分野不得意な分野がある。
・担当者によって当たりハズレがある。

就職フェア

○長所
・当日その場で面接が可能。
・新卒・20代向けの求人が多い。

✕短所
・開催日、場所が限られる。
・都市部でしか開催されないことが多い。

それぞれの方法には一長一短があります。あなたが何を優先するかによってどの方法がよいのかことなります。

 

第二新卒に適さない求人の探し方

求人情報誌・新聞広告は仕事が少ない

求人情報誌は20代・30代向けの求人は多いのですが非正規が多くなります。正社員として働きたいなら他の方法を探したほうが効率がよくなります。

新聞広告は掲載数が少ない割に見る人が多く応募者が集中することがあります。新聞を購読していないと見ることができないのであまり見る機会はないと思います。新聞広告は第二新卒・20代の転職活動では無視していいです。

業界誌・専門誌の求人広告・企業サイトは手間がかかる

特殊な仕事を見つかることもあります。しかし求人数は少なく、探すのに時間がかかります。時間があれば見るのもいいですが、これらの方法を中心に探すのは効率が悪すぎます。

ハローワークは条件のよい仕事がみつけにくい

20代であればハローワークでも仕事を見つけることは可能です。求人情報と実際の仕事内容が違うこともあります。求人情報が無料で掲載できるため、いわゆるブラックな企業が紛れ込んでいる確率が高くなります。第二新卒であれば、民間の転職サービスを使ったほうが条件のよい求人を見つけやすいです。ハローワークの求人もネット上からも検索できますが応募するには直接ハローワークに行かなければなりません。

 

第二新卒が求人をみつけやすい探し方

就職フェアではよく考えて応募する

就職フェアは新卒か20代向けに開催されることが多いです。仕事を見つけやすくなります。しかし、開催される場所と時間が限られているので誰でもいつでも参加できるわけではありません。企業からの説明を聞くだけでなく、面接を受けられるものもあります。会場で公開される限られた情報だけをもとに判断するのは危険です。場の雰囲気や勢いにのまれないように、情報を持ち帰ってその企業についてよく調べたうえで入社するか決めましょう。

 

求人情報サイト・転職支援サービスの使い方

求人情報サイトはネットで検索できるのでいつでも調べることができます。会社に通いながら帰宅後に探すことが可能です。応募もネット上からできます。個別の担当者がつくわけではなく、自分のペースで仕事探しができるのが利点です。今現在やめたいわけではないけれども、不安なので登録している。という人も多いです。

転職支援サービスとは、いわゆる人材紹介会社・転職エージェントです。登録はネット上からできます。エージェントと呼ばれる担当者と会って。仕事探しや面接への対応の仕方、履歴書の書き方など必要なアドバイスをもらう事ができます。しかしエージェントの資質には個人差が大きいのが実情です。ランキングなどを頼りにエージェントを一社だけに頼るのは危険です。最低2つは登録して「これはダメだ」と思ったら切り替えられるようにしておきましょう。

現在第二新卒を扱うエージェントは増えており、企業側も積極的に採用しています。うまく活用すれば転職経験は初めてという第二新卒には心強い味方となります。

 

手段よりも何のための転職なのかが重要

求人情報サイト・転職支援サービス、2つの方法に共通しているのは求人数が多いことです。

お手軽なのは求人情報サイトとはハローワークです。いますぐ仕事を変える予定はなく、働きながら転職先を探したいのなら求人情報サイト。はっきりと転職するという意志があってどうしても転職したいなら転職支援サービスが適しています。この2者はネット利用できるという点でもメリットがあります。

ネットを使いつつ、機会があれば転職フェアも活用してチャンスをものにしていく。というのが転職活動の基本になります。

現在はどの業界も人手不足が深刻です。第二新卒にとっては仕事を見つけやすい環境がととのっています。しかし、情報があふれすぎてどれを選んでいいのかわからない。という状況にもなりがちです。大事なのは転職先を探す手段よりも、なぜ転職するのかという目的なのです。

あなたが「転職して何をしたいのか」を明確にしておくことが大切です。給与だけで判断すると必ず後悔します。ただ何となく転職を考えるのではなく、何のための転職なのかを自分自身に問いただしてみましょう。転職活動はあなたの目的を達成させるための手段にすぎないのですから。

 

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