会社に疲れた!辞めたいと思ったときに考えたい3つのこと

      2017/06/22

疑問

 

会社で働いていると「もう仕事に疲れた」「もう辞めたい」と思うことはいくらでもあります。その理由が正当なものなら仕方ありません。でも、よくよく考えてみると辞めるほどのことではなかった。とおもえることもあります。

もしかすると、会社で「疲れた」「もう嫌だと思った」ときに。考え方を変えてみるだけで、嫌な気持ちがなくなるかもしれません。

そんなときに約立つかもしれない考え方を紹介します。

 

会社に楽しさをもとめてはいけない

会社とは何をするところでしょうか?

ズバリ「生活費を稼ぐところです」

もちろん、働きがいや生きがいを求めるのは正しい姿勢です。でも人は衣食住が足りていないと生きていけません。そのために人は働くのです。

まず「仕事は大変なもの」だと覚悟してください。決して楽しいものではないのです。

もちろん辛いだけでは仕事はできません。無理をすればブラック企業になってしまいます。やり過ぎはよくありません。

でも、どんなにホワイトな企業でも超絶ホワイト企業でも。つらいことはあります。厳しいこともあります。仕事とはそういうものなんですね。でも辛いのは最初だけ。そのうち慣れてきます。仕事の楽しさは辛さを超えたところにあるんです。

もしかすると、また別の辛さがやってくるかもしれません。「そんな苦労に何の意味があるの?」「最初から楽できた方が効率いいでしょ」と思うかもしれません。でも人間は理屈でいうほど賢い生き物ではありません。意外なほどめんどくさい生き物です。人は経験することでしか本当の意味を理解できません。だから人生とは無駄な作業の繰り返しなんですね。

会社が楽しさを味わう場所なら、会社があなたからお金をもらってもいいはずです。でもお金をもらってるのはあなたです。

もちろん、過酷な労働環境で無理して働く必要はありません。でも会社に期待しすぎるのも意味はありません。会社は最初から楽しさを求めるところではないですから。

 

会社のせいにするだけでは解決しない

会社に勤めれば腹が立つ事は多いです。なぜ自分はこんな扱いをうけるのか?なぜこんなことしなければいけないのか?嫌になることは多いです。

でも、あなたのその思いは本当なのでしょうか?自分の勘違いや都合だけで判断してはいないでしょうか?会社には会社のルールがあります。業界には業界のルールがあります。それはマニュアル化された規則ではありません。人付き合いや経験の中で覚えるものもあります。自分で理解しようとしなければ身につきません。

不親切な上司だと思っても、あなたのやる気を確かめているのかもしれません。全てが教えてもらえる学生時代とは考え方を変える必要があります。

あなたが「こんなのおかしい」と思っていても、理由を知れば「そういうことだったのか」と思うかもしれません。例えおかしいと思うことでも、その業界の人々はそうやり方でうまくいってるのなら、そのやり方に従うべきなのです。全ての人の考えを変えるのは難しいです。でも、あなた1人が考えを変えれば社会的にはそのほうがコストがかかりません。あなたも、できないものを無理に変えようとして疲弊しなくて済みます。

不満を人のせいや会社のせいにしてるだけでは「できないヤツの言い訳」「逃げるための口実」としか受け止められません。

仲間同士で会社の不満を言い合うのはストレス発散になるのでかまいませんが。仕事をしない理由にはならないのです。

たとえおかしなことがあったとしたら。まずは一通り身につけて、その上で具体的な改善案を出せれば周囲の人を説得する理由になります。あなたの不満だけでは周りの人は動きません。

 

「なんとなく」辞めると「残念」な結果になる

はっきりとした理由があるわけではないけど。「なんとなく」やめたいと思ってませんか?

「なんとなく上司とうまくいかない」
「なんとなく雰囲気が自分にあわない」
「なんとなく思ってた仕事が違う」

そんな思いは誰にでもあります。でも、それを会社を辞める理由にしてはいけません。

「なんとなく」では本当の理由がわからないからです。

「どうしてもここが嫌」
「ここがこう違うから自分にはできない」
というのなら解決の方法もありますが。理由そのものがあいまいなら解決方法を見つけることはできません。解決方法を見つけたと思っても、「やっぱりなんか違う」ということになるからです。

「違う」と思った理由が分かってないのだから当然です。理由がわからなければ解決方法を探すことはできません。答えのないパズルを延々と繰り返してるのと同じです。会社を辞めることが解決方法なのかもわかりません。そうして転職しても次も「なんかなあ・・・」と思ってしまいます。

例えば。上司とうまくいかないと感じた場合。足りないのはコミュニケーションの方法なのか、仕事に対する考え方の違いなのか、優先順位の付け方なのか、仕事への理解不足なのか。探してみれば見つかるかもしれません。自分でわからなければ同僚や先輩に聞いてみるのもいいです。自分では気が付かなかったことを、指摘してくれるかもしれません。

なんとなく違和感を持ったとき。その違和感の正体は何なのか考えてみましょう。理由を考えずに「なんかなあ・・・」で逃げ出しても、結局は 残念 な結果になってしまうのです。

 

それでも辞めたいと思うなら

しかしそうはいっても、どうにもならない部分はあります。人間ですからすべてが割り切れるものではありません。あなたにも譲れない部分はあると思います。どうしてもこの会社の方針は嫌だ、この仕事だけはしたくない。これ以上続けたらウツになってしまう。そんなときは無理する必要はありません。

「無理」「頑張る」は 違う のです。

世の中では「無理すること」を「頑張ること」だと美化する傾向があります。でもそれは経営者にとって都合のいい考え方です。

いろいろ考えてみたけどやっぱりここではやっていけない。もう限界。と感じたときは新しい道を探すのもいいと思います。

そして考え抜いた先に出した答えなら、あなたの決断に自信を持ってください。逃げたのとは違うのです。

まずは今あなたが持っている違和感の正体が何なのか?今の場所では解決しようのないものなのか考えてみましょう。

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