転職はリスク管理が成功確率をあげる。後悔しない転職支援サービス活用術
2017/07/18
あなたはどの転職サービスが一番よいのか気にしますよね。でもそれは無意味なことなのです。どのサービスにも一長一短があります。ひとつのサービスで全ての求人をカバーできるものはありません。最大手の転職サービスでも全ての求人をあつかってるわけではないからです。
転職支援サービスの良い悪いは、結局は”個人”の問題になります。いいエージェントと出会えるかどうかが全て。といえば言いすぎかもしれませんが、かなりの部分を占めます。一流企業にもダメな営業はいるように、人と接する仕事をしてるからみんな優れてるとは限らないのです。全ての人が100%満足するサービスはこの世にはありません。それはどのサービスを選んでも出て来る問題なのです。
ではどうすればいいのでしょうか?それはリスク管理です。転職サービスを利用するうえでの考え方や注意点を紹介します。
複数登録して成功確率を上げる
「どのサービスを利用するのがいいのか」と、頭を悩ます必要はありません。そんな暇があったあ少しでも多くの転職先を探すことが重要です。
あなたの目的は最高の転職サービスを見つけることではなく、よい転職先を見つけることですよね?
転職サービスはあなたが転職するための道具に過ぎません。確かに道具選びは必要かもしれません。でも道具選びに時間をかけすぎて目的が達成できないのは本末転倒です。残念ながら、これさえあれば完璧という道具は転職業界にはありません。その一方で道具はいくつでもスペアを用意できるのです。
リスクを分散させる
転職サービスは担当者によっても当たり外れがあります。人間がやってる以上、ミスマッチがゼロになることはありえません。的はずれな企業を紹介される場合はあなたとの相性が悪い可能性があります。ノルマ優先のエージェントもいます。そんなエージェントに出会った場合、この人とはうまくいかないと思った場合。そんなときは担当を変えてもらうことです。それでもよい仕事を紹介してもらえないときは、一日も早く利用を打ち切るべきです。
そのためにも一つのサービスに頼り切るのは危険なのです。転職活動に少数精鋭は通用しません。
複数登録しても必要なければ退会すればいいです。ネットのサービスなら退会も簡単です。お金もかかりません。放置してもあなたには不都合はありません。
大手だけ中小だけに偏るのは危険
転職サービスにも大手と中小があります。リクルートやDODAなどの大手は扱ってる案件数が多く全国をカバーしているのが強みです。一方で専門的な仕事や限らられた分野の仕事になると中小の方が強くなります。
大手だけを頼ると本当にやりたい仕事が見つからない可能性があります。
中小だけに頼ると数が少ないのでなかなか見つかりません。
そこで大手と中小の両方を利用して少しでもチャンスを広げることが大切です。登録にはお金はかかりません。数十分程度の時間があれば登録できます。特に40代は扱われる求人数そのものが20代よりも少ないです。間口を広げて少ないチャンスをモノにするのが成功する転職の秘訣になります。
複数登録でリスク管理
転職支援サービスを選ぶときは口コミや評価を気にして情報収集していると思います。結局はあなたの担当になる人で転職がうまくいくかどうかが決まってしまうのです。同じサービスでも全く違う口コミが出てくるのはそのためです。
現実にどんな人が担当になるかは登録してみなければ分かりません。つまり、一つの転職支援サービスに頼るのはリスクが高いということです。一つのサービスに頼っていると、他に頼るものがありません。このエージェントはだめだと思ってもズルズルと付き合い続けてしまいます。
一つがだめなら直ちに別のサービスを利用して転職活動が中断しないようにすべきなのです。
転職では自分でリクス管理もできないと成功させることは難しいのです。
同時に利用するのは2つが妥当
ただし一度にいくつも同時に利用するとブッキングの問題もあります。スケジュール管理も大変になります。登録するだけならいくつでもいいのです。同時に複数のエージェントに会うのは辞めたほうがいいです。できればエージェントはひとり。多くても二人までにして。この人はだめだと思ったら打ち切る。そしてすぐに別のエージェントを紹介してもらえるようする。そのための予備の転職支援サービスに登録しておきましょう。
転職はリスク対策がカギ
転職はただなんとなく活動していたのでは思うような転職先は見つかりにくいものです。その反面、うまくハマれば驚くような良い仕事、条件が見つかることもあります。
あなたの取り組み方次第で成功の確率を上げることはできます。転職サービスの利用もその確率をあげるための条件の一つに過ぎません。
エージェントは人ですから、必ず相性の問題があります。よいエージェント、そうでないエージェントはいます。悪いエージェントにあたったときのために、複数の転職支援サービスを利用できる環境にしておく。
それがリスクを減らし、成功確率をあげるコツです。